こんにちは。松永です。毎週金曜日に連載している「サンティアゴに託す」ですが、今週はお休みいたしました。事後報告ですね。
さて、最近お仕事をするなかで上司(個人事業なので、上司と呼ぶものかどうかはわかりませんが)に言われてハッとしたことがありました。
社会人(正しく言うと「組織人」)未経験のペーペーな私ですが、ありがたいことに数少ない会社・団体からお仕事をいただいています。
そこでお世話になっている方(ここでは上司と呼びます)に、業務が終わるごとにフィードバックをいただくのですが、やはり組織の中でビジネスをしたことがないので、たくさんのご指導をいただくのです。そのたびに、自分の不甲斐なさにやられて、「自分はまだまだだな、迷惑をかけているな」と思うのです。
毎日、謝る日々です。
でも、私が謝るごとにその上司からは「謝らなくていいのよ、迷惑と思わなくていいって」と気遣っていってくださり。
先日も、また私は謝りました。どれだけ謝っているのだ…という話ですが。
その時に、上司から「若者は成長の余地がたくさんあるから。どんどんバッターボックスでバットを振るようにね」という言葉をいただきました。
そもそも、私は組織内として働いているわけではなく、業務を委託してもらっているわけなので、いつ仕事がなくなるかがわかりません。大学卒業直後にフリーランスとして働こうとしているときに、キャリアカウンセラーから「不安定だよ」と言われたたり、ネットでも「新卒フリーランス……」と揶揄したように書かれているのを多々みかけていたので、すごくびくびくしながら仕事をしていたわけです。
ですが、先日、あのような言葉をかけてくれた上司のもとに働いている私は、かなり恵まれていると思います。もしかしたら、組織の中に入って、新卒社員として丁寧に教えてもらう方が吸収できるものはあるのかもしれないけれど。
そうだ、今は私の挑戦のときなのかもしれない。数少ない貴重なフィードバックとともに、独学もしながら頑張ってみよう。バッターボックスで、空振りでいいから振ろう。
そう思って、今日もこれからお仕事を頑張ります。